妊娠中は特に便秘をしやすくなる
妊娠中は特に便秘をしやすくなる
便秘に関する限り、八ンデを背負っている女性ですが、
妊娠をすると、なおのこと便秘がちになります。
その最も大きな理由は、ホルモンの作用にあります。
排卵が終わると、黄体ホルモンが主役となるため便秘が
起こりやすくなります。
そのときに妊娠が成立すると、黄体ホルモンの働きは
ますます高まります。
この状態は、妊娠4ヵ月に入るころ、つまり、つわりの
終わるころまで持続しますから、その間、便秘を
しやすくなります。
加えて、この時期は、つわりのために物が十分に食べられ
なくなるせいで便の量も少なくなり、ますます便秘がちに
なるのです。
その後、黄体ホルモンは主役の座をおりますから、
通じはつきやすくなります。
つわりもおさまって食欲も進み、その結果、便の量もふえます。
これも便通を起こすのに好都合です。
ところが妊娠6ヵ月ころになると、子宮がぐんぐん大きくなるため
腸が圧迫され、再び便秘が起こりやすくなります。
同時に血管も圧迫されるため、下半身に血液のウッ滞が起こります。
それが痔核を誘発したり、悪化させたりして、脱肛(痔核が肛門の外
に飛び出して括約筋に締めつけられ、元に戻れなくなってとても
つらい思いをする)を起こす例も少なくありません。
こうして、痔が悪化するために排便を控え、便秘を助長すると
いうこともあるようです。